M3で出した新譜「シロタエ」のあれこれ

新譜の売り上げを打ち上げで全部飲んじゃったserです、こんばんは。
 4月29日にM3という同人音楽即売会があったわけですが、サークル参加していました。お疲れ様でした。本当はこのブロマガのタイトルにある、ピアノ録音をしよう!の第一稿も頒布する予定だったのですが、思うように執筆もうまくいかず、新作は「シロタエ」のみになってしまいました。
 次にオフで発表するとなると秋のM3になるのですが、それだとあまりにも期間があいてしまい、自分の執筆意欲もどんどん減衰していってしまうので、それよりも前に本ブロマガで公開しようと思います。

 さて、新譜「シロタエ」ですが、どんな作品かは動画をニコニコ動画に上げているので、ブロマガにもぺたぺた張っておきます。


 でけえ!ブロマガの貼り付けでけえ!

 当たり前ですが、作品をCDにして出すまでには作曲、録音、編集そしてCDにしてケースに入れ体裁を整える必要があるのですが、まぁ自分が担当した録音、編集のみについてあれこれと書こうかなと。まぁ読む必要は無いかもです。

 今作は、サークルを立ち上げてから10作目の作品になるのですが、実は4作目のTerza rimaのモノクロ版以来2年半ぶりとなる、ホール以外での録音でした。
 過去の作品はこんなところで録ってました。

6作目Terza rima カラー版


7作目SEVENS


8作目境界線


9作目Harvest


んで、今回10作目シロタエ


 もう圧倒的に狭いです。ええ!?って思うぐらい狭いです。本当は従来のようにホールを借りたかったのですが、あまりにも直前ということもあり、選んでいる余裕がありませんでした。そして音の違いは現場のヘッドホンだと以外と分からないものなのです。こんだけピアノとモニタースペースが近いと、生音聞いてんだか録音された音を聴いてんだか分からないってのもありますし。
 狭いと何が起こるかというと、スレテオペアマイクのセパレーションが悪くなる(というか反射音が多分に含まれてしまう)ことにより、音が抜けなくなる。単純に空間が狭いから残響音が録れない。マイクとピアノとの距離が近いので、どうしても音がきつくなる等々あります。
 逆にマイクが近い分、音像、定位がはっきりする、S/N比をかなり稼げてノイズを極力なくすことが出来る等々、良いこともあります。ポップス等、沢山楽器がある中で、ピアノを混ぜようとすると、残響音、ノイズなんかは邪魔になるだけなので、こういう、狭い方が好まれることが多いと思います。

 さて、今作というかうちのサークルはインストのピアノ曲ばかりなので、どうしてもある程度の残響感、ノイズ(というかホールでの暗騒音)があった方が臨場感が出ます。今回はそれをあとから付加してあげないといけないわけですね。ちょーたいへんでした。まぁ単純にいえばリバーブ乗っけただけなんですけど。それだけのことです。苦労した甲斐あって、ま、まぁ自分の納得できる音質に持って行けたかなと思います。

 次回のイベントでは何と3作作るとか何とか言う話で、既にホールを2日間取っちゃいました。さーあてどーなるか。情報公開は約半年後になると思うので、お楽しみに。