DSD256音源と日々の妄想

前に書いた記事でDSD256の本番録音が控えていると書きましたが、無事に終わりました。
収録曲より数曲を公開したので、もしよければここのWorksよりDLして聞いてみてください。
http://wechdomi.org/

また、録音記はこちらから
http://ch.nicovideo.jp/piano/blomaga/ar490967

さて、以下、とりとめもない妄想です。

DSD256で録音しましたが、再生手段が今のところありません。
いくつか魅力的な機器をご紹介いただきましたが、ここはやはり、録音記に書いたとおり、録音もできるMerging Hapiが良いなぁという印象です。

ずっとDSD録音編集はPyramix DSP版じゃないと出来ないと勘違いしていたのですが、HapiとかHorusはPyramix Nativeで動くようです。それでもPyramix NativeのDSD録音編集パックは50万しますので、Hapiのオプションと合わせると100万越え必至です。

それはなかなか難しいのでドキュメントを読んでいると、どうもHapi/HorusはPyramixじゃなくても動くみたいですね。
Hapi/HorusのメインI/OであるRavennaというAudio over IPは、PCのLAN端子をそのままI/Oにして、しかもASIOで動くようです。となると、Hapiさえ買っちゃえば、Pyramixでなくても録音編集ソフトがあれば良いということになります。
段々現実味を帯びてきました。

ただ、問題は、録音編集ソフトがPyramix以外に無いということです。
コンシューマ向けにレコードのアーカイブ用としてDSD-ADCが出ていますが、それはこのソフトを使っているようです。が、録音となると少し機能が足らないですね。
http://www.alpinesoft.co.uk/

まぁ少し明かりが見えてきたというところです。ネットワークオーディオをやっていた時に使っていた光メディコンやアイソレータが流用できれば良いかな、、、なんて思ってみています。

光メディコンでネットワークプレイヤとそれまでの経路のGNDを分断するというのは最近ではやっている人をあまり見ないのですが、まぁ結構効きます。
それを考えると、今はThunderboltという規格がありますが、あれも10m以上となるとオプティカルケーブルなんですよね。

PCのリニア電源化は夢ですが、少々コストがかかるので、Thuderboltのオプティカルケーブルで分断し、拡張BoxにLynx AES16eを入れて、拡張Boxの電源をおごってあげれば、良くなるかなぁと妄想しています。
まぁ、オプティカルのThunderboltケーブルだけでも5万弱するので、そのお金があったらHapiのためにためておくのが実際のところなんですけども。

以前、インパルス応答で様々な要因による違いを測定するということをやっていましたが、今更ながら、あの結果はADC/DACのフィルタを勘案してないので、あんま意味ねえなぁと気付きました。
あの後も、クロック同期のタイミング、フォーマットの違いなど測定していますが、有意差が出ていないものは記事にしていません。つまり、あげた2つは有意差が確認できませんでした。
2つとも明らかに違うということが耳で聞き取れるのに、結果が出ないのは、ちと悔しいですが、仕方ないです。

ES9018のBandWidthに関するレビューをちらちらと眺めていて思ったのですが、dCS992にも確か同じような設定項目がありましたよね。そちらは幅が広い方がジッタは少ないという結果になっていたと記憶しています。
クロック同期のタイミングによって音が違うのも、ある幅の中で何回かロックするうちに、偶然、たまたま、良い具合のところでロックするなのかなと思っています。

以上、とりとめもない妄想でした。