LINN DS新ファームウェア

東北大震災からちょうど2週間。自分はようやく音楽を聴いても良いかなという気分になりました。
世間ではライブが中止になったり、7月頃までのお祭りが中止になったりして自粛ムードがただよって
いますが、わたくし、個人にあてはめた時、仕方ないと思います。少なくともここ数カ月は
お祭り騒ぎなどできそうもありません。

さて。音楽を聴かなくなっても、情報は入手していまして、その中でも大きかったのはLINN DSの
ファームウェアの発表です。まだBeta版ですが、試さずにはいられない。ってことでアップデートしてみました。
新機能(後述)を使うためにKinskyDesktopも更新されています。




まず最初にまずいなと思ったのは、iPadのコントロールアプリがPlugPlayer以外認識しないことです。
まぁ考えてみれば当たり前のことなのですが、iPadでいつも操作しているので、これが使えないとに不便。
試したのはSongBook,Chorus,Phonocaster,PlugPlayerです。今後のアップデートに期待ですね。


新機能ですが、うちの環境では全く必要ない機能のようです。
詳しくは把握していませんが、恐らく、複数あるDSの出力のずれを0にできるもののようです。
LINN DSが1台しかないうちには全く関係ない話です。複数ある場合でも、使い道あるのかなぁと思ってしまいます。
イメージできません。

肝心の音ですが、結構良いんじゃないでしょうか。というか個人的にはかなり。
自分の心境もあって、アンプや各機器のウォームアップなんぞしていないので
あてになるかどうかわからないですが、中高域が非常にIKEMIっぽいなと思います。
流石に中低域や、音場の広がり、解像度的な感じでは、DSだなぁと思いますが
中高域に限ってはIKEMIのそれっぽくなっています。個人的には非常にうれしい変化ですね。

それを確認したところで、アンプの電源をオフ。まだまだ、メインシステムで聴きこむ心境ではないようです。